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日植は花を運んでいます。
根が付いたまま運ぶ鉢花はもちろんですが、根からカットして出荷する切花は特に鮮度が重要になってきます。
生産者の元から、いかにして消費者の元へと新鮮なままの花を届けるか・・・。

今までに培ってきた経験と実績を生かし、日植では花の鮮度保持輸送のためのトラックを開発しました。

 従来の冷(暖)房車による切花輸送の問題点
従来の冷(暖)房車では以下のような問題点がありました。
1)庫内の温度格差
冷気の噴出口とドア付近の温度格差による冷房ムラが生じ、荷傷みの原因に。
2)内高を取ることが出来ない
冷気の噴出口(エバポレーター)が天井付近にあるため、重心が高く転角をクリアすることが出来ず、従来の冷(暖)房車では、積載効率が悪かった。
3)花に直接、風が当たり、凍傷や花焼けがおきる
噴出口付近の荷での被害が顕著で、凍傷や花焼けによる花の痛みなどが発生。
また、庫内を十分に冷やすためにも、空気の循環は大切になります。
空気の循環のためには、庫内が荷物でびっしり・・・ではなく、荷物を置いた台車と天井との隙間が必要になってきます。


さらに、輸送される花は、パッケージされていない状態がほとんどです。デリケートな花が、剥き出しのまま輸送されるのですから、輸送中の環境が重要であるのは言うまでもありません。

今までの構造の冷(暖)房車では、これらの問題を解決することは難しい状況になっていました。
 登場! 新方式採用 冷(暖)房車 〜鮮度保持輸送トラックの開発へ〜
そこで日植では、従来の様々な問題点を解決し、鮮度保持輸送のための新方式のトラックを開発しました。

詳しくは、以下の図をご覧下さい。

【従来のタイプ】
  【新方式】

従来型との大きな相違点は、次の通りです。
1)噴出口を床置きにしたことにより、重心を低くすることが可能に。
これにより、内高の確保が出来るようになり、積載効率のアップおよび冷気の循環がより円滑になりました。
2)噴出口を数箇所にすることで、庫内の温度格差を減少。
前方一箇所から噴出していた冷気を、天井全体から噴出すことにより、庫内前後での冷却時間の短縮もはかれます。
布製ダクトの採用により、やさしい冷気を植物へ。
冷気を直接、花に当てないよう工夫をし、凍害の減少に努めます。

【従来型と新方式採用型の比較】
(1)内高差 

<従来型>

<新方式採用型>
4t・大型車では従来型の内向は245cmですが、新方式採用型では275cmを確保することが出来ます。
台車上部にスペースが出来たことで、より空気の循環が可能になります。
(2)外装の比較 

左;従来型、右;新方式採用型

左;従来型、右;新方式採用型
運転席上の装置がなくなったため、低重心に。
重心が下がったことで、転倒の危険性も減らすことが期待されます。

  実際の採用例

新方式採用型のトラックを、2t車を例に分かりやすくイラストでご紹介いたします。

【2t車における新方式採用型トラックのご紹介】

台車と天井の間に、十分な空間を確保することが出来ます。
積載効率のアップ、空気の循環もより円滑に。

台車に積まれた花に、天井のダクトから優しい冷気が降りそそぎ、満べんなく庫内を冷やします。

生産者の元から、消費者の元へ。
新鮮な花を、新鮮なままお届けしたい―――日植は、常に品質を考え、鮮度保持輸送を目指したトラック開発に力を入れています。


詳しくは、日本植物運輸 特装課 (担当 小山田)tel 0562-96-1271 までお問合わせください。